「夜、しっかり寝たはずなのに、朝起きるのがつらい…」
「昼間、頭が冴えなくて仕事にならない…」
そういった悩みを抱えてはいませんか?
そう、スタンフォード式 最高の睡眠を読む前の私みたいに。
この本を読んでから、私の睡眠の質は、一気に改善したのだった。
※漫画版もあります。手軽に内容を知りたい人はこちらから!
「スタンフォード式 最高の睡眠」に書いてある内容
- 睡眠が担っている”5つのミッション”
- 睡眠時間において最も大切な”黄金の90分”について
- 睡眠のメカニズム
- 睡眠の質を上げる方法
といった内容が書かれています。
こういった知識は、忙しい現代に生きる私たちに必要不可欠な内容です。
睡眠不足は、私たちが思っている以上に深刻な問題です。
睡眠不足は
- 短命
- 肥満
- 糖尿病
- 高血圧
- うつ病
といった、様々な体の不調の引き金にもなりうるからです。
そういった体の不調に悩まされないためにも、睡眠に対する知識を得ることが求められているのではないでしょうか。
「スタンフォード式 最高の睡眠」で心に残っていること
スタンフォード式 最高の睡眠を読んで、印象に残っている点は2つ。
ます、ひとつ目は、”入浴のタイミング”について
寝る90分前に入浴をすませておけば、その後さらに深部体温が下がっていき、皮膚温度との差も縮まり、スムーズに入眠できるということだ。
引用:スタンフォード式 最高の睡眠(p.132)
つまり、睡眠の質を上げようと思ったなら、入浴は寝る90分前に終わらせておくようにするべきだということ。
これは、自分の経験からも納得できるものでした。
この本を読むまでは、仕事から帰ってきたら、食事よりも先にお風呂。
日によって誤差はありますが、お風呂から上がってくるのがだいたい20時頃。
いま思えば、その頃はいつも21:30~22:00頃に眠気のピークをむかえていた。
そして、もうひとつ印象に残っている点は、”睡眠と覚醒の関係”について
睡眠と覚醒はセットになっている。
朝起きてから眠るまでの行動習慣が最高の睡眠をつくり出し、最高の睡眠が最高のパフォーマンスをつくり出すのだ。引用:スタンフォード式 最高の睡眠(p.170)
つまり、昼間にしっかりと覚醒し、活発に働くからこそ、夜には質のいい睡眠がとれるということだった。
確かに、これは誰もが経験していることではないでしょうか。
休日、仕事がないからといって1日中家に引きこもっていると、夜に眠くならなかったり、朝起きたときになんとなくだるかったり。
逆に、外に出て歩きまわっていたり、運動をした日には、夜ぐっすりと眠れて、朝はスッキリと起きれたり。
”日中に疲れるから、夜はスッキリ眠れる”は、まさに真実だったのだ。
「スタンフォード式 最高の睡眠」を読んだその後
簡単にできそうなものから実践することに
まず、就寝の2時間前の入浴を習慣にした。
具体的には
21:00~21:30 入浴
23:00 就寝
といったスケジュールを厳守するようにした。
いつも決まった時間に寝る習慣をつけることも、質のいい睡眠に大切なことだと、スタンフォード式 最高の睡眠では述べられているので、まさに一石二鳥。
さらに、入浴後はスマホ・PCをやめた。
代わりに、入浴後から就寝までの1時間半は、読書にあてることに。
これによって、できるだけブルーライトを避け、少しでも質の良い睡眠を取れるように心がけた。
また、日中の覚醒を促し、パフォーマンスを上げるために、コーヒーも取り入れた。
時間的には
09:30~10:00
13:30~14:00
の2回(あるいは、どちらか)。
あらかじめ買っておいたブラックの粉末をお湯で溶かし、少量の牛乳を加えて飲むようになった。(牛乳を入れているのは、単にブラックが苦手だから。)
※缶コーヒーには砂糖がたくさん入っているので、血糖値が激しく上下させる”血糖値スパイク”を起こすので避けています。
ちなみに、飲んでいるコーヒーはネスカフェ エクセラ スティック ブラック。
個包装のスティックタイプなので、湿気たり、カビが生えたりといった心配もなく、衛生的にもオススメです。
1日の標準的なスケジュールは、以下の通り。
06:30 起床・朝食
09:30~10:00 コーヒー(1杯目)
12:00 昼食
13:30~14:00 コーヒー(2杯目)
19:30 夜食
21:00~21:30 入浴(以後、スマホ・パソコンを禁止)
23:00 就寝
取り入れたのは、主に
- 就寝の2時間前の入浴
- コーヒー
の2つだけ。
それも、”とりあえず、簡単にできそうだな”と思ったから取り入れたことだった。
実践した翌日から、昼間の眠気を感じなくなった!
自分でも驚いたのですが、効果は翌日から表れたのです。
実践する前は、昼間になると、電池が切れたかのように頭が働かず、寝てるのか起きているのかわからないような状態だった。
当然、仕事は手につかず、上司に注意を受けることもしばしば。
だが、これらの習慣を取り入れてから状況が一変しました。
まず、朝の目覚めから違うんです。
以前なら、スッキリと目覚めることはなかったのだが、いまでは、朝起きたときのだるさも一切なくなり、朝から体が軽くなった。
さらに、睡眠時間はそれほど変わっていないのに、昼間の眠気をほとんど感じなくなった。
仕事もはかどるように。「これまで、どれだけ仕事が出来ていなかったんだ!」とびっくりしたほど。
夜は適切な時間に眠気が来て、そのまま眠りにつける。
さらに、休日の過ごし方も変わった。
いままでは、平日に溜まった疲れから、一日中寝て過ごすことが多く、なかなか自分の好きなことに集中することができなかった。
いまでは、日中に活発に動けるようになったので、ジョギングにも行けるようになったし、読書もはかどる。
漫画やゲームをしていても、”眠たくなったから中断”といったことも減ってきた。
まさに、このスタンフォード式 最高の睡眠は、私にとって、救世主となった1冊だった。
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