学生時代には、「アイドルオタクとか笑。引くわ!」なんてAKBオタクの友達に冗談半分で言っていた。
アイドルにまったく興味がなく、良さなんてちっともわからなかった、わかろうとさえしなかった。
そんな私が、“ももいろクローバーZ(略称:ももクロ)”にどのようにして出会ったのか、なぜハマっていったのか、ももクロの魅力について語りたいと思います。
“忙しい”という方は、20分だけ時間をください。
「初めてのももクロ ダイジェスト版」だけでも見てください。
極論言うと、私の文章なんか読まなくてもいい。その動画に、ももクロの魅力が詰まっていますから。
飾らず、天真爛漫で楽しそう。
ももクロを知ったのは、楽天が日本一に輝いた2013年。
そのとき、楽天に在籍していたマー君こと田中将大投手が、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の”食わず嫌い王決定戦”に出演されたときの対戦相手が、ももクロでした。
番組内で、石橋貴明さんからイジられるももクロのメンバー。アイドルと思えないほどのイジられっぷり。
「君、写真と違うくない?」
「今日から君のあだ名は”団子”」
そんなイジり方をされても、嫌な顔ひとつせずに対応するメンバー。
むしろイジられたことを楽しんでいるかのように見えた。

なんだ?この子たちは!本当にアイドルなの?
マー君目当てで見ていた食わず嫌い王でしたが、次第に関心がももクロに移っていきました。
食わず嫌い王が終わると、すぐに”ももクロ”とネットで検索している自分がいました。
歌も踊りも全力すぎるパフォーマンス
ももクロのファンの中でも、「いままでアイドルとか興味なかったけど、ももクロのファンになりました!」っていう方はたくさんいらっしゃいます。
他のアイドルにはハマらず、なぜ、ももクロにハマるのか?
ひとつの理由として、彼女たちの”全力すぎるパフォーマンス“があります。
口パクなんて一切無し。喉にCDなんて入れてません。
全身を使う激しいダンス。汗だくで息を切らしながらも全力で歌う姿に心を打たれました。
初めてライブの映像を見たときには、そのひた向きな姿を見て鳥肌がたちました。

いままで、こんなアイドルいた?
私の中の”アイドル像”がぶち壊された瞬間でした。
勇気をくれる前向きな歌詞
ももクロの曲には、「よし、俺もやってやろう!」って思わせる歌詞が多くあります。
落ち込んでいるときに聴くと、前向きになれる歌がたくさんあります。
辛いことやしんどいことが起こると、私は、この歌を思い出します。
この曲のおかげで、「いまのこの苦しい状況には、意味があるんだ。ここを乗り越えれば、大きく成長できる。困難やピンチ?どんどん来やがれ!」と思うことができるようになりました。
以前では、少しでも辛いことがあると、すぐに逃げ出すことばかり考えていました。
「音楽の力って、すごいんだ」と初めて感じたのが、この曲です。
しかし、他のグループが同じような歌詞を歌っていても、ここまで響かなかったと思います
ゼロからスタートし、地道な活動を続けてきた彼女たちだからこそ、その言葉に説得力がありました。
困難を乗り越えてきた歴史、そして叶えてきた夢
路上ライブから始まり、全国ヤマダ電機ツアー、あかりんこと早見あかりさんの脱退など、紆余曲折ありながらも、結成当初からの夢である紅白歌合戦への出場をし、女性グループ初の国立競技場でのライブを成功させていきます。
以下の動画で、結成当初から国立競技場でのライブまでの軌跡がわかります。(約20分あります。)
彼女たちは、スターダストプロモーションという事務所に所属しています。
その事務所には、北川景子さん、岡田将生さんなど有名な俳優・女優の方々が所属しています。
しかし、ももクロが結成されるまで、事務所にアイドルグループは存在しませんでした。そのため、最初はマネージャーを含め、手探りの状態でアイドル活動をスタートします。
そのような状況から、国立競技場でのライブを成功させるまでに見せた彼女たちの涙。
- 初めてのシングルがオリコン11位に入ったときの嬉し涙
- 2枚めのシングルでオリコン6位になったときの喜びの涙
- あかりんの卒業コンサートで見せた別れの涙
その涙から、彼女たちのももクロにかける思い、真剣さがひしひしと伝わってきます。何回見ても、私はもらい泣きしてしまいます。
「この子たちって、なんでここまでひたむきに頑張れるの?」って感じるほどの姿。
そんな姿を見て、”応援しない”なんて、私にはできなかった。
「この子たちを応援しないで、誰を応援するんだ?」って。
すっかりももクロのとりこになってました。
これから、ももクロは
- どこへ向かっていくのか?
- どのようになっていくのか?
この奇跡の5人組が、いままで見たことがないアイドルの姿を見せてくれると信じています。
”ももクロのことをもっと知りたい!”と思ってくださったら、はじめてのももクロ-完全版-がオススメです。上のダイジェスト版の動画では、約20分程度しかありませんでしたが、完全版は、約120分にも及ぶ内容になっています。
ダイジェスト版では、軽く紹介されていたり、カットされていた名場面が詳細に語られています。
各地で行われた全国ヤマダ電機ツアーの様子やあかりん脱退ライブ、一日3公演というムチャなスケジュールのライブの裏側などダイジェスト版では伝わらない内容がてんこ盛りです。正直、ダイジェスト版なんて比べ物になりません。
ダイジェスト版ではポロっと涙を流す程度でしたが、完全版では泣きすぎて鼻水まで止まらなくなりました。