お笑い芸人から学ぶ、会話に臨む姿勢

最近の休日の楽しみは、録画していたバラエティ番組を見ることです。特に、「しゃべくり007」や「アメトーーク」を見ることが多いのですが、それらの番組を見ると、平日の仕事で溜まったストレスが解き放たれていくのを感じます。

でも、お笑い芸人の方ってなんであれほどおもしろいんでしょう?なんであれほど会話が上手なんでしょう?

自分なりに感じたことをまとめます。

興味をもって話を聞く

“しゃべくり007″などでは、毎回ゲストの方がトークに参加します。ときには、喋ることが苦手な方や、ちょっととんちんかんなことをおっしゃる方も。それでも、ゲストがよく分からない話を始めれば、芸人さんたちは「ん?それってどういうこと?」というふうに、相手の発言を理解しようとします。はじめから「どうでもいい」なんて反応はしません。

やっぱり会話していると、”共感してほしい、分かってほしい”という気持ちが生まれます。そのような気持ちで会話をしている際に「どうでもいい」って言われたとき、あなたはどんな気持ちになりますか。私は、「お前には興味がない。」って言っているように聞こえてしまい、”これ以上喋らないでいよう…”って思います。

おもしろい会話かどうかは、その会話の内容で決まるのではなく、発言を受け取る側の心構えや姿勢で決まるのだと感じました。

素直に驚く

会話の中で、予想外のことをゲストの方が発言されると、芸人の方々は「ホントに?ウソだ〜!」といったリアクションを取ります。

たとえば、イケメン俳優がマイナーな資格を持っていたことが判明すると、「えっ?なにそれ?なんで取ろうと思ったの?」っておっしゃられます。

その後、大抵の場合は、俳優さんが嬉しそうに会話を続けていく流れになります。

ここで考えたいのは、”驚くことによって、話し手の気持ちにどのような変化が生じるのか”ということです。

私の個人的な考えですが、そもそも、相手の話を聞いて”驚く”ことができるのは、相手の話を注意深く聞いている場合だけです。”相手の話はどうでもいい”と考えていると、どんな話をされても心に入ってこないので、「へぇ〜」としか思いません。

話し手の立場からすると、聞き手が驚いていることで、「関心をもって話を聞いてくれてる!」と感じることができます。そこで、”もっと話そう”という気持ちにさせるのです。驚くことによって、相手の会話を促す効果があるのではないでしょうか。

思ったことを、もっと言ってもいいのかも

会話が苦手な人は、「こんなこと言ったら、相手を傷つけてしまうのでは?気分を悪くしてしまうのでは?」って考えすぎて、なかなか言葉が出てきません。出てきたとしても、ありきたりな事しか言えず、結局、会話が続かない。間ができてしまい、気まずくなってしまう。私もそうです。

一方で、芸人さんの会話は、間が開くことがありません。ときには「そんなこと言って大丈夫なの?」とこちらが心配するようなことも言います。「○○さんって、部屋とか散らかってそう」なんて、私には言えません。

しかし、こちらの予想に反し、大抵の場合はゲストの機嫌を損ねることなくトークが進んでいきます。ときには、ゲストの方がノッてきて、「そうなんですよ〜、よく友達とかにも怒られます(笑)」なんて返したり。

私たちは、いままで考えすぎていたのではないでしょうか。間を開けないようにしようとすると、考えている時間はありません。そして、「言ったら相手を傷つけてしまうのでは?」と考えたことでも、実際に人を傷つけてしまうことは、ほとんどありません。

相手のことに関心をもって話を聞き、感情に正直になり、感じたことを伝えていく。これが、私の”これから心がけていきたいこと”です。