彼女への誕生日プレゼントは、何を贈れば良かったのだろう

birthday-gift

彼女の誕生日。

女性にプレゼントを贈るのは、これで2度目のことだった。

1度目は、ホワイトデー。バレンタインに手作りのチョコレートをくれたから。

そのときのお返しは、クッキーと紅茶のセット。

それらを贈ろうを決めた経緯は、「プレゼントは自分の頭で考えないと、意味がない」と思ったから。

幸い、彼女が紅茶や甘いものが好きだったから、喜んでもらえた。

にいろくお
プレゼントってそうやって選べばいいのか!よっしゃ、わかったぞ!

そう思い上がっていた。

でも、それはただの勘違いだった。

「でも、子どもっぽくない?」

彼女の誕生日当日。

その日は朝からデート。

事前に予定していたスケジュールをこなしていると、すでに日が沈んでいた。

二人で夜景を見ながら、いい雰囲気に。

「ここだ!」というタイミングでプレゼントを渡す。

突然だったからなのか、彼女は驚いた表情をしていた。

彼女
プレゼントくれないと思ってた!
にいろくお
そんなにケチそうに見える?(笑)
彼女
ううん。そうじゃないよ(笑)家に帰ったらあけるね!

そうして、デートは無事に終わり、お互い家路についた。

 

家に着き、携帯を見ると、LINEのメッセージがきていた。

彼女
今日は一日ありがとう!めっちゃ楽しかったよ!
彼女
でも、プレゼントはちょっと子どもっぽくない?私、20過ぎた大人だよー!(笑)

どうやら、プレゼントはあまり喜んでもらえなかったみたい。

”子どもっぽくない?”

その言葉がいまでも頭に残っている。

何が正解かわからない

プレゼントを選んでいるときに考えていたのは、”彼女に負担をかけるプレゼントは嫌だ”ということ。

たとえば「使わなきゃ!」って思わせてしまうもの。

  • ネックレス
  • アクセサリー
  • バッグ
  • 香水

などなど。

デートのたびに

彼女
もらったやつだから使わなきゃ…。

とか思ってほしくない。逆に使われなかっても、悲しいし…。

だから「使わなきゃ!」って精神的に負担をかけるものは贈りたくない。

 

最終的に、プレゼントは彼女が好きだと言っていた動物をモチーフにしたインテリア雑貨に。

にいろくお
好きだと言ってたし、かわいいからピッタリだ。
にいろくお
心理的に負担になるものじゃないし、これならいける!

自信を持って選んだプレゼントだったけど、結果はあまり好ましいものじゃなかった…。

 

にいろくお
何を贈れば良かったんだろう?

彼女の誕生日以降、そのことばかりをずっと考えるようになっていた。

にいろくお
一生懸命考えたつもりだったのになあ…。

そう考えたとき、自分のミスに気がついた。

本当に、考えた”つもり”だったのだ

彼女のことを考えたつもりになっていただけで、本当のところは真剣に考えてなかった。

にいろくお
好きだから喜んでくれるやろ!

そういう気持ちが、きっとどこかにあった。

だから、ひとりよがりなプレゼントになってしまった。彼女に喜んでもらえなかった。

でも一体、プレゼントに何を渡せばよかったんだ?

自分は何が欲しいだろうって考えた時

ふと、”自分だったら彼女から何をもらいたいのかな?”って考えた。

でも、「❍❍が欲しい!」というものは特に出てこなかった。

”プレゼントに何をもらうか”よりも、”プレゼントをくれる”という行為そのものが嬉しい。

  • 何がいいかを考えてくれたこと
  • 手間暇かけて選んでくれたこと

そういった”気持ち”を感じて、はじめて嬉しさや喜びが湧きおこる。

それは、たとえプレゼントが好きじゃないものであっても変わらない。

かわいいぬいぐるみでも、自分の趣味じゃない服でも。

もし、かわいいぬいぐるみをもらったなら、置くスペースを確保するため、散らかりきった部屋を一日かけて掃除しよう。周りに何を言われようと、飾り続ける。

趣味じゃない服をもらったなら、その服に合ったコーディネートをするため、普段行かないセレクトショップを巡りまわろう。次のデートには、その服を着ていく。

極端なことをいえば、プレゼントなんてなんでもいい。

彼女からもらったものであれば、何でも好きになれる。

 

プレゼントを開けたとき、彼女はどう思っていたのかな?

「くれたこと自体が嬉しい!」って少しでも思ってくれたのかな?

そうだといいな。

だからといって、適当に選んでいいってことじゃないけど。

”欲しいもの = 好きなもの”ではない

プレゼントはものじゃない、気持ちなんだ!”と思い至ったとき、ひとつの考えが頭に浮かんだ。

にいろくお
好きなものをもらったら、はたして本当に嬉しいのか?

 

私自身、マンガが大好きだ。特に少し古めのマンガが好き。

新しく読みたいマンガだって、まだまだたくさんある。

  • ブラックジャック
  • 火の鳥
  • 巨人の星
  • タイガーマスク
  • サイボーグ009

…etc

あげだすとキリがない。

でも、彼女から誕生日プレゼントとして、それらのマンガをもらって本当に嬉しいのか?

本音を言うと、嬉しいことは嬉しい。でも、それほど嬉しくない。

きっと

にいろくお
好きって言ったから選んだんだろうな…

って考えてしまう。

そうやって考え直してみると、プレゼントを渡したときの私は、そんなこともわかっていなかったということに気づいた。

 

プレゼントを開けたとき、彼女はきっと

彼女
なんか安直だな…。

って感じたに違いない。

”欲しいもの = 必要だけど予想外なもの”

本当に喜んでもらえるプレゼントっていうのは

  • 現状の不満や不便・不調を改善してくれるもの
  • 予想をしてなかったもの

なんじゃないかな。

たとえば、冷え性を解消してくれるものを贈れば、「治ってほしい!」という気持ちが伝わる。

予想していなかったものを贈られれば、誰だってびっくりする。まして、それが自分のためになるものなら、なおさら嬉しい。

そういうものを贈って、初めて喜びが湧いてくる。

にいろくお
”彼女のことを思う”っていうのは、そういうことだったんだ
にいろくお
”好きなものを贈る”っていうのは、彼女のことを考えたうちに入らなかったんだ

 

そう考えたとき

にいろくお
彼女に”子どもっぽい”と感じるものを贈るのは、良くなかったんだ…

と気がついた。

彼女は、人よりも身長が低く、年齢よりも幼く見られることがよくある。

幼く見られることを気にしているのも、私は知っている。

ハイキングに行くときも

にいろくお
歩きやすい靴で来てね!

って連絡しても、スニーカーじゃなくて、ヒールの高い靴を履いてくる。

にいろくお
その靴で、本当に大丈夫?

なんて声をかけると、

彼女
これくらいの道なら平気。いつもこの靴を履いてるし!

なんて感じに返事が返ってくる。

 

彼女が服を選んでいるときも

彼女
大人っぽく見えるかな?

と聞いてくる。

彼女
この服似合うかな?

とは聞かれたことがない。

 

彼女
幼く見られるのは嫌だ。少しでも、大人に見られたい!

そう思っている彼女に、”子どもっぽい”と思われるようなプレゼントはダメだった。

にいろくお
”大人っぽいプレゼント”ってどんなものかな?

そういうことを考えないとダメだった。

 

これからも、常に”彼女が何を喜んでくれるか?”を考え続けていなければならない。

ひょっとしたら、考え続けることは”めんどくさいこと”かもしれない。

でも、彼女が少しでも喜んでくれるなら、”めんどくさい”なんて言ってられない。

今度こそは、なにげない言葉や仕草を見落としてしまわないように。

答え合わせは、また来年。