お金のことならこの一冊!「働く君に伝えたい「お金」の教養」を読んだ感想

社会人になって、お金に対する疑問が次々と出てきました。「貯金っていくらあれば大丈夫なの?」「保険って入ったほうがいいの?」「賃貸とマイホーム、どっちが得なの?」などなど。

そこで、「働く君に伝えたい「お金」教養」を読んでみましたが、いままで読んできた”お金に関する本”の中でも、1,2を争うほどの素晴らしい内容でした。

“お金のことを考える”ということは、”自分がどう生きていくかを考える”ということ

いままで私は、「コスパがいいかどうか」がお金を使う基準となっていました。どれだけライブに行きたいと思っても、「3時間ほどで8000円ぐらいするって高すぎじゃない?」と躊躇していました。「それなら貯金しておいたほうがいいかな」って。欲望を押さえ込んでいました。

しかし、私は上手にお金を使えてないことがわかりました。

僕は「貯める」や「殖やす」よりも、「使う」ことのほうがずっと大切だと思っているのです。

(中略)

お金を使うときのルールはひとつだけ。「楽しいかどうか」です。

(中略)

お金の使い方を考えることは、自分が何を楽しいと思い何を大切にし、どんな人間になりたいかを自問自答することなのです。

初めて行ったライブは衝撃的でした。DVDなどで見るパフォーマンスと、間近で見るパフォーマンスは雲泥の差がありました。また、観客の一体感や熱気などもライブでしか感じられない要素でした。あっという間の3時間、こんなにも興奮と高揚感を味わった経験は初めてでした。

いつまでも”稼げる”ことが大事

私たちが将来のためにするべきことは、「将来が不安だから貯金する」ということより、「歳をとっても稼いでいける能力を身につける」ということだと、この本は気づかせてくれます。

お金に対する不安のひとつに、「貯めることへの執着」があるような気がしてならないのです。

(中略)

「○万円貯めること」ではなく、「毎月確実にお金が入ってくること」のほうがずっと大切である、ということです。

もちろん、なにかあったときのためのセーフティネットとして最低限の貯金は必要です。しかし、最低限の貯金が貯まれば、いや貯まっていないうちからでも「どうすれば歳を重ねても稼いでいけるか」ということを考えていかなければなりません。自分の能力を伸ばすにはどうすればいいのか、歳をとっても健康な体でいるためには何をすればいいのか…

新しい知識を得るために書籍を購入したり、研修に行ったり。健康な体でいるためにジムに通ったり、目や歯の定期検診を受けたり。そのような、将来の自分にプラスとなって返ってくるものには惜しみなくお金を使っていくべきだと思います。

 将来を憂うよりも、いまを生きる

大切なのは、できないことを考えないこと。つまり、「解」にならない悩みは捨ててしまう、ということです。

将来を予想するのは不可能です。どうやっても、将来の不安を完全になくすことはできません。ならば、将来のことで頭を悩ます時間を減らし、いまできること、いま楽しめることに時間を費やしていくべきだと思います。

大小を問わずあらゆる人生の可能性は、新しいことを学んだり、読んだり、足を運んだり、人と話したり、異文化に触れたりしなければ、決して生まれないのです。

いままでの私には、様々な経験が足りていませんでした。それは、何もしていないのではなく、自分の可能性を知らず知らずのうちに閉ざしていたと気づきました。

お金のことを知りたいと思って手に取ったこの「働く君に伝えたい「お金」教養」でしたが、お金以上に大切なこと、”いかにして人生を送るか”ということも教えていただきました。