女性を顔で選ぶのは、もうやめよう

「あんまり顔は気にしないよ!」

言葉では、そう言いつつも

「あの子と付き合ったら、周りから”あいつ、B専じゃね!?”とか思われるんかな?」

そんなことばかり考えていた。

極度に、周りの目を恐れていた。

 

モテない私は、言葉とは裏腹に、顔にこだわっていた。

知らず知らずのうちに異性を顔で選んでいた。

でも、顔にこだわっていても彼女ができることはなかった。

 

ここでは

“B専と思われるのかな”

と気にしていた過去から

“顔なんて重要じゃない”

と思えるようになった現在にいたるまでの気持ちの変化について、記します。

理想だけが高かった

容姿に自信がなかった私は

にいろくお
私の顔じゃなく中身を見てほしい!

とばかり思っていた。

 

でも皮肉なことに、私は相手の顔ばかり見ていた。

  • A子のほうが美人やし、付き合うならA子やな
  • B子って言われるほどブサイクか?でも、もし、付き合ったら…

そんなことばかり考えているやつの中身なんて、大したことなかった。

ただ、積極的でなく、主体性がないことを、”優しさ”と勘違いし、”私には中身がある”と思い上がっていただけだった。

 

また、当たり前のことだが、かわいくてモテる子は、他の男性からも声をかけられる。

もちろん、外見だけでなく、中身もしっかりした男性からも声をかけられる。

なんでかな、イケメンってたいてい中身も”イケてる”んよ。

 

私といえば、外見も中身も大したことない男。相手にすらされない。

勝負にすらなってなかった。

 

私が一生懸命考えたアプローチも、女性から見れば

女性
えっ、いきなり!?
女性
キモッ!引くわ!

 

と思われていたかもしれない。

そもそも女性に対するアプローチなんて知らない。分からない。

 

そんな私に好意を寄せてくれる女性はどこにもいなかった。

まるで、いつも勝ち目がない戦いに挑んでいるかのようだった。

「俺には、彼女ができることなんて一生ないんだ…。」

もう思い、嫌気がさし、疲れ切っていた。

残ったのは、無力感自己否定だけだった。

 顔なんてどうでもいい

顔ばかり気にしていた私が

にいろくお
顔なんて重要じゃない、顔の良し悪しよりも、もっと大切なことがある。

 

と思えるようになったのは、ある体験があったから。

 

それは、共通の知人から紹介されたある女性との出会いだった。

世間一般から見ると、お世辞にも可愛いとは言えない子。

そのときは、正直

にいろくお
あまりタイプではないな…。

なんて思っていた。(紹介してもらっといて失礼なことを…)

 

でも、その女性とは、不思議と会話がはずんだ。

居心地がいいというか、波長が合うというか。

初めて会ったっていう感じもしない。

変に気を遣うこともなく、自然体で接することができる。

そんな彼女との会話で、癒やされている自分に気がついた。

いままで経験したことのない心地よさを感じている自分がいた。

 

その後も、彼女とは何度か交流する機会があった。ときには二人でデートも。

そうしてるうちに、”タイプじゃない”なんて考えていたことはすっかり忘れていた。

”顔の良し悪しにこだわる意味なんてなかった”、と初めて気がついた。

 その人の顔を好きになる

その人の内面を知れば知るほど、彼女に惹かれていった。

最初、”タイプではない”と思っていたのに。

でも、会えば会うほど好きになっていく。

好きになればなるほど、彼女の顔がかわいく思えてくる。愛おしくなってくる。

そんなふうに思えるなんて、いままでの経験からは想像もつかないことだった。

 

付き合いを重ねれば重ねるほど好きになっていく。

本来、好きになるってそういうことなんじゃないのかな。

この歳になって、やっと気がついた。

 

この経験から思ったのは

“美人だから好き”

“顔が可愛いから好き”

っていうのは、なんか違う気がする。

たとえ美人じゃなくても、好きになった女の子の顔がいちばんかわいくて、愛おしい。そう思えるようになった。

 

”外見で判断した好き”や、”勘違いの恋”はもうやめた。

目に見えるものにこだわるのは、終わりにしよう。

彼女が、そう気づかせてくれたのだから。