「無地のTシャツを着るけど、これっておしゃれなのかな?」
と悩んではいませんか?
無地のTシャツは、上手に着こなせれば、おしゃれなアイテムです。
なぜなら
- シンプルな無地のTシャツだからこそ、カジュアルになりすぎない
からです。
でも、シンプルだからこそ注意しないといけない点もいくつかあります。
- ベーシックな色を選ぶ
- 素材やアイテム、コーディネートによって色を使い分ける
- 程よい艶があり、少し厚めのものを選ぶ
- クルーネックのものを選ぶ
そういった点に注意して、無地のTシャツをコーディネートに取り入れてみませんか?
無地のTシャツを選ぶ理由
シンプルな無地のTシャツだからこそ、カジュアルになりすぎず、着回しもきく
なんといっても、無地のTシャツの良さは、”シンプルさ”です。
シャツにデザインがあると、どうしてもカジュアルになりすぎてしまいます。
たとえば、英語が書かれたTシャツ。
派手な書体の英文字が一面にプリントされたものは時代遅れ感が強く、中学生っぽさ、オタクっぽさが否めません。
引用:脱オタクファッションバイブル(p.20)
このように、デザインが入ったTシャツは、子供っぽく見えてしまったり、ダサく見えたりしがちです。
でも、無地のTシャツなら、こういった心配はいりません。
シンプルだからこそ、カジュアルになりすぎず、キレイめファッションにもしやすい。
着回しもきくので、コーディネートも難しくないのもありがたいところです。
無地のTシャツを選ぶときの注意点
注意点1︰ベーシックな色を選ぶ
まずひとつ目の注意点は、色についてです。
色は
- 白
- グレー
- ネイビー
- カーキ
- オリーブ
といったベーシックなものがオススメ。
どれも落ち着いた色なので、カジュアルになりすぎることもありません。
また、どの色も合わせやすいので、使える場面が多いのも特徴です。
慣れないうちは、赤や青といった原色に近いハデな色は選ばないこと。
もともとTシャツはカジュアルなアイテムです。
そういったハデな色を選んでしまうと余計にカジュアルになってしまい、おしゃれと言われる”ドレス寄りのコーディネート”が難しくなってしまいます。
また、黒を抜いた理由は、上に濃い色を持ってくるとアンバランスになるため。
人は「重い物ほど下に」「軽いものほど上に」という感覚に慣れています。これは色も同じで、暗い色ほど重く、明るい色ほど軽く感じる性質があります。
(中略)
コーディネートも同じで、「重いものは下に、軽いものは上に」が自然なのです。引用:「最速でおしゃれに見せる方法」(p.129)
黒はイチバン濃い色なので、着こなすには工夫が必要になってくるということです。
また、黒のアイテムを使いすぎると、どうしてもキザっぽくなってしまいがち。
つまり、黒のTシャツを使ったコーディネートは、意外と難しいんです。
まずはグレーやネイビーといった中間色から始めるのがオススメです。
注意点2︰素材やアイテム、コーディネートによって色を使い分ける
注意点1で”ベーシックな色を”と言いました。
でも、ベーシックな色であれば、どれを選んでもいいということではありません。
これらの色を、素材やアイテム、コーディネートによって使い分ける必要があるのです。
たとえば、白。
シャツとして使う場合、白はどんなときにも合う色。
でも、薄くてハリのないTシャツの色に白を選ぶとどうなるでしょうか?
「なんか、ワイシャツの下に着るインナーみたいじゃない?」って思われてしまうことも。
一方で、サマーニットのTシャツやワッフルTシャツに白を選んだ場合は、肌着感など一切感じないアカ抜けたアイテムに。
また、こういったTシャツは、ワンサイズ大きい着こなしにしたいので、膨張色である白を使えば、メリハリのきいたコーディネートになりやすくなるのもいいところ。
このように、おしゃれな着こなしのためには、時と場合によって色のチョイスを変えていかなければならないのです。
「そうはいっても難しいのでは?」と思われるかもしれませんが
- ジャストサイズで着たい場合…グレー・ネイビー・オリーブ
- オーバーサイズで着たい場合…白・カーキ
といったことを意識しておくと、コーディネートも合わせやすいですよ。
注意点3︰程よい艶があり、少し厚めのものを選ぶ
ペラペラでヨレヨレなTシャツは好感度ダウン。
何度も洗っているうちに、首周りが伸びてしまったシャツなんかゼッタイにダメ!
なので、少し厚みのあるしっかりとしたTシャツを選ぶべき。
また、Tシャツはカジュアルなアイテム。
ドレスチックに寄せるためには、程よい艶がほしいところ。
イメージしていただきたいのは、スーツのジャケット。
素材本来の程よい光沢があるものって、なんか高そうに見えますよね。
逆に、毛が逆立っていたりして光沢が失われていると、”だらしない、くたびれている”と感じてしまうもの。
また、変に光沢がありすぎても、”なんか安っぽいな”って思ってしまうのも事実。
Tシャツも同じです。
シンプルなアイテムなだけに、艶の有無で印象が180度変わってしまいます。
一度、”艶感”を意識してTシャツをご覧になって見てください。
注意点4︰クルーネックのものを選ぶ
Tシャツの首元は、大きく分けると3種類。
- クルーネック
- Vネック
- ヘンリーネック
クルーネックは、首元が丸くなっているもの。
Vネックは、首元がVの形になっているもの。
ヘンリーネック、首元から胸にかけてボタンがついているもの。
一般的に
- クルーネック…カジュアル寄り
- Vネック…ドレス寄り
- ヘンリーネック…カジュアル寄り
とされています。
ここまで
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”26man.jpg” name=”にいろくお” ]Tシャツはカジュアルなアイテムだから、ドレス寄りに![/speech_bubble]
と何度も言ってきました。
でもオススメなのは、カジュアル寄りのクルーネックなんです。
なぜなら、VネックのTシャツは行き過ぎた印象を与えかねないからです。
Vネックは、クルーネックより胸元が空いているデザインなので、胸元の肌がより見えてしまいます。
見える肌の面積が増えてしまうと、「カッコつけててキザっぽい。ひょっとしてナルシスト?」って感じてしまう人も。
テーラードジャケットにVネックのTシャツなんてコーディネートを見ると
「ホストかよ!」
とツッコミたくなるのは私だけじゃないはず。
また、ヘンリーネックは、ボタンなどの装飾が余計です。
無地はシンプルだからいいんです。
その無地のTシャツの良さを大切にしたいので、ヘンリーネックは避けたいところ。
シンプルな無地のTシャツだからこそ、当たり障りのないクルーネックを選ぶべきなのです。
オススメの無地Tシャツ
ここでは、シンプルな無地のTシャツと、カジュアル感を出すためのワッフルシャツやリップルシャツを紹介いたします。
スーピマコットンクルーネックT(ユニクロ)

なんといってもオススメなのが、このスーピマコットンクルーネックT。
少し厚めで艶があり、かなりの質感。
まずは、ジャストサイズで合わせていただきたい。
ですので、グレー・ネイビー・オリーブがオススメです。
ワッフルクルーネックT(ユニクロ)

「スーピマコットンクルーネックT以外に、何かないの?」
という方にオススメなのが、ワッフルクルーネックT。
こちらは、表面が凸凹に編んだワッフルTシャツ。
ワッフルクルーネックTは、スーピマコットンクルーネックTとは違って、ワンサイズ大きめの着こなしがGood!
”白”や”オリーブ”がイチオシ!
ウォッシャブルクルーネックセーター(リップル・半袖)(ユニクロ)
このウォッシャブルクルーネックセーターも、ワンサイズ大きめの着こなしがオススメ。
上で紹介したワッフルクルーネックTにはなかったカーキがあります。
カーキは、オーバーサイズの着こなしでは定番の色ですし、ジーンズや黒スキニーなどにも合わせやすいので、1枚持っておきたい色。
このウォッシャブルクルーネックセーターは、名前に”リップル”とついています。
この”リップル”とは、簡単に言えば、”表面を凸凹に加工したもの”。
上で紹介したワッフルクルーネックTも、凸凹の生地なので、同じような用途で使えます。
(このウォッシャブルクルーネックセーターのほうが、凸凹が細かくなっていますが、それほど違いを気にする必要はありません。)
シンプルだからこそ、細部にもこだわりたい!
無地のTシャツの良さは、一言で言い表すと“シンプルさ”です。
でもシンプルなだけに、ちょっとした違いで印象が大きく変わってくるのも事実。
シンプルだからこそ、しっかり見極めて選ぶ必要があるのです。
- ベーシックな色を選ぶ
- 素材やアイテム、コーディネートによって色を使い分ける
- 程よい艶があり、少し厚めのものを選ぶ
- クルーネックのものを選ぶ
これらの点を意識していれば、大きく間違ったアイテムを選ぶことも少なくなります。
また、無地以外でオススメなのは、ボーダーのTシャツ。
無地みたいに1枚で着るというよりは、ボーダーTシャツの上に1枚羽織れば、”ドレスとカジュアルのバランス”も取れて、合コンにいっても恥ずかしくないようなコーディネートに!
