完璧主義は、もうやめた

私は、昔から計画をたて、その通りに実行し、物事を成し遂げるのが好きでした。いわゆる”完璧主義”というやつです。

効率よい方法を調べ、その情報に基づいた計画を立て、実行する。

しかし、いま振り返って見ると、完璧主義のせいで、人生の様々な一大事(勉強や受験、就活、学生生活)などに失敗してきたと感じています。

完璧主義の何がいけないのか、実体験から得られた教訓を記します。

完璧主義は続かない

完璧主義者は、一日にギリギリできるかどうかの量の予定を立てます。

「これだけやれば目標は達成できる。いや、これぐらいやらなければ達成できない。」と思える量の課題を自分に与えるということです。その予定をやり遂げたときの達成感は格別です。

一方で、計画通りに出来なかったときは、「予定通り出来たはずやろ、なんでこんだけしか出来てないんや。」と自分を責めたてます。

問題なのは、予定通りに課題をやり遂げられる日がほとんどないということです。

そのため、ほぼ毎日、自分の無力さ、能力のなさを感じることになるのです。

そうなってしまうことで、精神的に自分で自分を追い込んでしまい、計画した課題に手をつけられる状態ではなくなってきます。

“ベスト”と”ベター”はそれほど変わらない

完璧な計画を立てようとすると、どうしても細かいことまで気になりだします。

  • どの時間帯に行うのが一番いいのか
  • どの道具・器具を使うのが一番優れているか

などなど。

そのような細かい情報を得るために多くの時間を費やす。ひどいときは一日以上費やすことも。

しかし、そうやって立てた“完璧な計画”を実行した場合と、”だいたいの計画”を実行した場合と比べると、結果がそこまで変わらないことが多々あります。

結果として、細かいことを気にしている時間がほとんど無駄に終わるになります。

大切なのは、やるべき事を絞って続けること

しかし、計画を立てないと日々を無為に過ごしてしまいがちです。目標を達成するためにどうしても計画が必要になります。

そこで、完璧主義に陥らないように、ぼちぼちの計画を立てなければなりません。その際、気をつけることが2つあります。

ひとつは、意識せずに計画を立てると、どうしても一日にやらなければならない量が多くなりがちだということです。人は、どうしても一日にできる仕事の量を過大評価してしまいがちです。

もうひとつは、どれだけ良い計画を立てたとしても、そもそも予定通りにはいかないということです。日常生活を送っているとどうしても予想外のことが起こります。病気や怪我など、課題をこなすことができなくなる出来事が起こらないとも限りません。

以上のことをふまえると、計画を立てる際に、「この量なら無理なく続けられる」と思えるほどの量に絞ることが必要です。量を絞って立てた計画は、”ベスト”ではありません。

しかし、”ベター”と”ベスト”はそれ程変わらないことを考えれば、そうやって立てた”ベター”な計画をやり遂げた場合でも大きな成果を得ることができるでしょう。

「これだけは」と思える課題に絞り、無理なく続けること。これが完璧主義者であった私に欠けていたことだと思います。