「気がつけば、部屋が本であふれ返っている…」
そんな経験はありませんか?
特にマンガを定期的に買っていると、部屋がマンガで埋め尽くされているなんてこともしばしば。
「どうにかして、本を片付けたい!」
そんなお悩みを持った人にオススメなのが、100円ショップで売っている”ペーパーボックス”。
お店によっては、”ストレージボックス”なんて名前で販売しているこの箱。
”なぜ、本の収納に最適なのか?”というと
- 本のサイズにピッタリで、本棚1列分ほどの収納力
- 1冊あたりのコストが安すぎる
- 場所を選ばず、積んで保管できるので、スペースを有効活用できる
- 背表紙を上向きにして収納できるので、何が入っているかすぐに確認できる
といったことがあります。
また、ペーパーボックスを使うなら、ひと工夫をお忘れなく。
- はがせるシールで中身がわかるようにする
- 差し込んだダンボールが抜けないように、底をガムテープで補強する
めちゃくちゃコスパのいい、この収納方法をより詳しく見ていきます。
100均のペーパーボックスが本の収納に最適な理由
理由1︰本のサイズにピッタリで、本棚1列分ほどの収納力
本の収納に最適な理由のひとつ目は、”本のサイズとマッチしていて、本棚1列分が入るほどの収納力がある”ということ。
今回、収納に使うペーパーボックスは、100円均一ショップのWatts(ワッツ)で購入した”STORAGE BOX”。
店頭では、4種類ほどのサイズ展開がなされていますが、本の収納にオススメなのは“B4サイズ”と“A4サイズ”の2種類。
B4サイズの寸法は
縦:39cm、横:26.5cm、高さ:18.2cm
このサイズのペーパーボックスは
- 文庫本
- 新書
- 少年・少女コミック
- 青年コミック
- ビジネス書
- A5判コミック(完全版やきらら系のコミックなどに使われるサイズ)
の収納にオススメです。
特に、少年コミックや青年コミックには、本当にピッタリ!
上下2冊入れることができ、余計な隙間も空きません。
これだけで、幅60cm(内寸56cm)の一般的な本棚1列分に迫る収納力!(少しだけ足りませんが…。)
でも、入れようと思えば、さらに
- 少年コミック…四隅に3冊程度、計12冊
- 青年コミック…上下に2冊程度、計4冊
を積み重ねて入れることができます。
また、箱の向きを変えれば、大きめのビジネス書やA5判コミックもこの通り。
A4サイズは
縦:34cm、横:23.5cm、高さ:26cm
このサイズのペーパーボックスには、
- B5判コミック(ナウシカやAKIRAなどのコミックで使われているサイズ)
- 漫画雑誌(ジャンプなど)
- 画集
- 技術書
- ムック本
などの収納に。
このように、本にピッタリなサイズのため、思ったよりたくさん入れることができます。
理由2︰1冊あたりのコストが安すぎる
100均のペーパーボックスをオススメするふたつ目の理由は、”1冊あたりのコストが安すぎる”という点。
理由1で示した画像のように、少年コミックのワンピースは、33冊を収納することができました。
もちろん、このペーパーボックスの値段は100円です。
なので、一冊あたりのコストを計算すると
100円 ÷ 33冊 = 約3.33円
一方で、一般的な幅60cm(内寸56cm)の本棚ではどうでしょう?
ここでは、例として、本棚 コミック収納ラック 4段 幅60と比較します。
この本棚は、通常価格が2490円。コミックの収納目安が160冊。
なので、一冊あたり
2490円 ÷ 160冊 = 約15.56円
100均のペーパーボックスと比べて、一冊あたりのコストが5倍ほど高くなってしまいました。
このように、一般的な収納方法と比べると、100均のペーパーボックスは、かなり安い値段で大量の本を収納できるということがわかります。
理由3︰場所を選ばず、積んで保管できるので、スペースを有効活用できる
100均のペーパーボックスを本の収納に使うことのメリットは、”積んで保管できる”ということ。
本棚は、置ける場所がある程度限られます。
一般的な家庭では、窓のない壁際ぐらい。部屋が狭いと、図書館みたいに本棚を並べることもできません。
一方で、このペーパーボックスは、収納場所を選びません。
本棚と違って、壁際でなくても問題なし。
ちょっとしたスペースさえあれば、どこでもかまいません。押入れの中でも、ベッドの下のスペースでも。
さらに、見た目よりも頑丈であるため、中身をつめた状態でも、積み重ねて保管ができます。
B4の場合、深さも深すぎないので、押し入れに4つほど積み重ねて収納できます。
このように、スペースを有効活用できるので、収納能力が格段にアップします。
理由4︰背表紙を上向きにして収納できるので、何が入っているかすぐに確認できる
ペーパーボックスをオススメする最後の理由は、”背表紙を上向きにして収納できる”ということ。
ここまで読んできて、「押入れに入れるなら、ダンボールでも良くない?って思った方もいるはず。
でも、ダンボールでは、深さがありすぎるのです。
背表紙を上に向けて収納するとスペースがかなり余ってしまいます。
かといって、スペースいっぱいに詰め込んでしまうと、今度は、下の方に何を入れたのかがわからなくなってきます。下の方に入れた本を取り出すのも、かなりわずらわしいですよね。
でも、ペーパーボックスならそんな悩みはもう無用です。なぜなら、背表紙を上に向けた状態で収納するのにちょうどいい深さなのです。
これなら、ふたを開けただけで何が入っているか一目瞭然。
「あれ?あの本どこに入れたっけ?」と思っても、いちいち中身を取り出す必要は、もういりません。
100均のペーパーボックスをもっと快適に使う工夫
工夫1︰はがせるシールで中身がわかるようにする
ペーパーボックスでの収納をより快適に使うためのひとつ目の工夫は”はがせるシールを使う”ということ。
ペーパーボックスが2~3個程度なら、ふたを開けて中身を確認することもそれほど手間にはなりません。
しかし、5個6個…と増えていき、積み重ねて収納するようになると、いちいち箱を下ろして中身を確認するのも億劫です。
ペーパーボックスに中に入れたものをじかに書いてもいいのですが、入れるものが変わることもありますし、そのたび箱に書き直していくと、どうしても汚くなってしまいます。
そこで、”はがせるシール”の出番です。
入れた本のジャンルや種類などをシールに書いておけば、外からでもどんな本が入っているかひと目で判断できます。
剥がしてもシールのあとが残らないので、気兼ねなく使えるのも嬉しいところです。
工夫2︰差し込んだダンボールが抜けないように、底をガムテープで補強する
次の工夫は”底をガムテープで補強する”というもの。
Watts(ワッツ)のペーパーボックスは、底の切れ込みに両サイドのダンボールを差し込んで組み立てます。
簡単に組み立てられるのはいいのですが、問題は差し込んだ両サイドのダンボールが段差に引っかかりやすいこと。
引きずって移動をしてたりすると、両サイドのダンボールが外れてしまい、底が抜けてしまうことも。
そうならないためにも、差し込んだ両サイドをガムテープで覆い隠してしまいましょう。
こうすることで、段差に引っかかることもなくなり、安心して移動させることができます。
本をつめた後で底が抜けてしまうと大変なので、ダンボールで底を補強するひと手間を加えておくことをオススメします。
ペーパーボックスがあれば、本であふれ返った部屋がきれいに!
ここまで、100均のペーパーボックスが本やコミックの収納にオススメな理由を見てきました。
- 本のサイズにピッタリで、本棚1列分ほどの収納力
- 1冊あたりのコストが安すぎる
- 場所を選ばず、積んで保管できるので、スペースを有効活用できる
- 背表紙を上向きにして収納できるので、何が入っているかすぐに確認できる
さらに、快適に使うには
- はがせるシールで中身がわかるようにする
- 差し込んだダンボールが抜けないように、底をガムテープで補強する
といったひと工夫を加えれば、より快適に使えます。
「でも、近くに100均とかないんだけど…」という方は、フェローズ バンカーズボックスなどを検討してみてはいかがでしょうか?
(100均のものと比べると、値段が高いので、1冊あたりのコストが本棚を使った場合とほとんど変わらなくなってしまうのは痛いですが…)
これでもう快適な読書ライフになること間違いなし!