「なんとなくジーパン履いているけど、これっておしゃれなのかな?」
そんなことを思っていらっしゃいませんか?
もし、そういったことを感じているなら、”黒スキニーデニム”に挑戦してみては?
なぜなら、黒スキニーデニムは
- コーディネートがしやすく、合わせやすい万能アイテム
だからです。
でも、ただ黒スキニーデニムを履けばいいという訳ではありません。
購入時に注意しなければいけない点がいくつかあるからです。
- ピッチピチは絶対ダメ!スキニーにはちょっとしたゆるさが必要
- 裾はノークッションできっちり合わせる
- 横糸にも黒色を使っているデニム(ブラック×ブラック)を選ぶ
といったことを意識して選ばなければいけません。
では、それぞれ詳しくご紹介いたします。
黒スキニーデニムは、コーディネートがしやすく、合わせやすい万能アイテム
理由1:カジュアルとドレス(きれいめ)のバランスがいい
オススメする理由はなんといっても、”コーディネートがしやすく、合わせやすい”ということ。
その秘密は、”カジュアルとドレス(きれいめ)のバランス”にあります。
その素晴らしさを、最速でおしゃれに見せる方法では、次のように”ハイブリッドアイテム”として紹介されています。
スキニーデニムは「デニム」ですから、カジュアルな雰囲気があります。しかし黒色でこれ以上ないほど細みなので、ドレスな雰囲気もあります、このようにドレスとカジュアルのバランスが単体で取れているものを私は「ハイブリッドアイテム」と呼んでいます。
(中略)
ハイブリッドアイテムはドレスにもカジュアルにも自然となじみます。(引用:最速でおしゃれに見せる方法 p.71)
つまり、黒スキニーデニムは
- 襟つきの白シャツなどのドレスアイテム
- Tシャツやパーカーなどのカジュアルアイテム
のどちらでも合うということです。
なので、いままでおしゃれに興味がなかったとしても、ズボンを黒スキニーデニムに変えるだけで、簡単におしゃれに近づくことができるのです。
理由2:細みのシルエットでアカ抜けて見える
ズボンでイチバン大切なのは、”シルエット”です。
ズボンのシルエットひとつで、印象は大きく変わってくるのです。
そのことを、もうミスらない 脱オタクファッションバイブルでは次のように表現されています。
たとえばあなたがごく普通のスウェットパーカーを着るとします。そこに形のよいスキニーフィットジーンズを合わせれば、コーディネート全体がアカ抜けてみえます。
でも、もしそこに同素材ながらダボダボのジーンズを合わせてしまうと、とたんにコーディネート全体が野暮ったく見えます。このようにパンツのシルエットがよいと、どんな服を合わせてもたいていはビシッと決まるのです。
引用:脱オタクファッションバイブル(p.62)
スキニーは、足にまとわりつくような細みのシルエット。
だから、おしゃれで洗練された印象を与えることができるという訳です。
スキニー以外のパンツでは、そういったきれいめな印象を与えることはなかなかできません。
わかりやすい例で言えば、裾が広がったブーツカットのパンツや、股上が広すぎるサルエルパンツ。
キザっぽかったり、チャラい印象を与えてしまいますので、慣れないうちはそういったパンツを避けるのが無難でしょう。
黒スキニーデニムを着こなすための注意点
そんな万能アイテムの黒スキニーデニムですが、間違った選び方をしてしまうとマイナス評価につながってしまうのも事実。
だから、黒スキニーデニムはキッチリと着こなしたい!
なので、ここからは、黒スキニーデニムを購入する際に気をつけたいポイントをご紹介します。
注意点1:ピッチピチは絶対ダメ!スキニーにはちょっとしたゆるさが必要
スキニー(skinny)には、”肌にピッタリと貼り付いた”というような意味があります。
でも、メンズファッションでは、スキニーパンツを”肌にピッタリと貼り付いた”着こなしはダメなんです。
特に、ズボンの上から太もも・ふくらはぎの形がわかるほどのピチピチは絶対ダメ。
なぜなら
- 男性のスキニーは嫌い!
- 女っぽい!
- オカマみたい!
と思う方がいるから。
なので、本来のスキニーの意味からは遠ざかりますが、ピタッと張り付くようなサイズではなく、ふとももやふくらはぎ周りに、少し余裕があるサイズを選ぶこと。
極端な言い方になりますが、“スキニーパンツは、スキニーと分からないように着る”ということです。
注意点2:裾はノークッションできっちり合わせる
”黒スキニーデニムには余裕が必要”と説明きましたが、それは太もも・ふくらはぎ周りの話。
裾に関して、余裕は必要ありません。
裾はきっちりと合わせて、シワをつくらないようにするべきなんです。
シワがたまってしまうと、どうしてもダボつき、野暮ったさが目立ってしまう。
その結果、実際よりも足が太く、短く見えてしまうのです。
これでは、先端にかけての細さがなくなってしまい、細身でスラッとしたスキニーの良さが消えてしまうことに。
なので、裾は”ノークッション”が基本。(これは、黒スキニーデニムに限らず、ですが。)
“ノークッション”とは、立っているときに裾が靴にあたらず、シワなくまっすぐ伸びている状態のこと。
くるぶしが見えるかどうか”ぐらいの長さを意識して、黒スキニーデニムの裾直しを行ってみてください。
注意点3:横糸にも黒色を使っているデニム(ブラック×ブラック)を選ぶ
ジーンズの生地は縦糸と横糸を組み合わせて作られています。
一般的に
- 縦糸にはジーンズのメインとなる色(青や黒)で染めた糸
- 横糸には何も染めていない白色の糸
が使われています。
青系色のジーンズの場合、その横糸の白色がデニム感を引き出し、それがデニムの良さになってくるのです。
しかし、黒スキニーデニムの場合、横糸に白色を使ってしまうと、デニムっぽさが出てしまい、結果的にカジュアルな印象が強くなってしまいます。
また、色も少し白っぽくなってしまい、カジュアル感がさらに増してしまいます。
でも、ズボンには、印象を整えるようなカジュアル寄りではなく、ドレス寄りのアイテムを使いたいところ。
なので、黒スキニーデニムには、横糸にも黒色で染めているものを。(”ブラック×ブラック”なんて表現をされる場合もあります。)
横糸に黒を使っているかどうかを見分けるには、デニムを裏側から見ること。
横糸に黒を使っている場合は、裏から見ても表と同じ黒色。
しかし、横糸に染めていない白を使っている場合は、裏から見ると白っぽくなっています。
なので、カジュアル感を抑えたドレス寄りの黒スキニーデニムを買うなら、裏から見たときに黒色であるものを。
はじめの第一歩にオススメな黒スキニーデニム
スキニーフィットジーンズ(ユニクロ)

オススメする最大の理由は、なんといっても、3990円(税抜)と”価格が安い”ということ。
ズボンは消耗品なので、買い替えてもあまり負担にならない値段であるとありがたい。
また、安いからといって、ダサいといったこともありません。
シルエットもよく、コスパが非常に高いアイテムと言えます。
詳しくは、「初めての黒スキニーはユニクロのスキニーフィットジーンズがおすすめ」で紹介していますので、参考にしてみてください。

黒スキニーパンツ(Dcollection)
次にオススメなのが、通販サイトDcollectionの黒スキニーパンツ
。
この黒スキニーパンツは、そこまでスキニーがキツくなく、絶妙なシルエット。
Dcollectionの中でも人気の商品です。
- 通販じゃ、サイズ感がわからないじゃないか!
- 裾の長さはどうしたら…?裾直しは?
なんて心配はいりません。
黒スキニーパンツのページに、”オススメサイズ早見表”がありますので、それを参考に選ぶと、サイズ感を大きく間違えるということはないでしょう。
さらに、返品やサイズ交換も無料なため、安心して購入できます。
”裾の長さ”も、ロールアップである程度は対応可能な長さになっていますので、それほど気にする必要はありません。
裾上げをすることもできますが、別料金がかかるうえ、返品交換できなくなってしまいますので、まずは裾直しをせずに購入することをオススメします。
まずは、万能アイテムからはじめよう!
「いままでおしゃれに興味がなかった…。」
「どんな服を着ればいいのかわからない…。」
そういう方は、まずは着回しがきく万能なアイテムからはじめてみませんか?
今回紹介した”黒スキニーデニム”と同様に、”白シャツ”も合わせやすくコーディネートがしやすいアイテム。
(詳細は、おしゃれ初心者こそ”白シャツ”を!オススメな理由と着こなしの注意点で紹介しています。)

また、黒スキニーデニム以外でおすすめなズボンは、ズボンは、濃いめの黒・グレー・紺ならセンスがなくても大丈夫でもいくつか紹介していますので、合わせて参考に!
