自分なりの”本のまとめ”の作り方

「もしかして”まとめる”って需要があるんじゃ?」

普段から、読書をした後に自分なりのまとめを作っていた賜物かもしれませんが、文章をまとめることに苦手意識はあまりありません。

そこで、参考になるか分かりませんが、私なりの”本のまとめ”を作る手順を紹介したいと思います。

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大事だと思ったところに線を引く

私はだいたい同じ本を3回は読みます。それぞれ違った読み方をします。時間がかかるのは、最初の1回目の読み方をするときだけなので、それほど負担には感じていません。もちろん、一日で終わらせなくて構いません。

まず、1回目に本を読むときですが、普通に読んでいきます。そのとき、シャーペンを持って、「大事そうだな」と思ったところに線を引いていきます。

そういうと、「大事なところってどこか分からない」とおっしゃる方がおられるかもしれません。

そんなときは、自分の感情に素直に耳を傾けましょう。「ここ、おもしろいな」「そんなこと考えたことなかった」「なんか大事そうかも」など、感心した部分や驚いた部分などに線を引きます。

どんどん線を引いていって構いません。「どうしよう、1ページ丸々線を引いてしまった」なんて心配する必要はありません。本当におもしろい本ならば、1ページ丸々線を引くことなんて珍しいことではありません。

逆に「全然線を引いてないんだけど、大丈夫かな」と心配する必要もありません。そこは、後々の結論を印象付けるためだけの導入部なのかもしれません。

1回目に読むときに気をつけるのは、”自分の直感を信じて線を引く”ことです。

“結論は何か”を意識する

線を引きながら本を読み終えたら、2回目の読書です。今度は、本の初めから、線を引いた部分を中心に読んでみて下さい。すると、これは私個人の体感ですが、1回目に読んだ1/4以下の時間で最後まで読み通せることに気づきます。しかも、内容についての理解は、1回目に読んだときよりも深まります。

この2回目の読書で有効なのは、”抽象的な結論をしっかり抑える。具体例は軽く”ということです。

文章には、まず伝えたい結論があります。しかし、そういった結論は抽象的なことが多いのです。抽象的な表現では、読者には伝わりません。そこで、著者は具体例を挙げていき、読者の理解を促します。

つまり、具体例は、抽象的な結論を理解させるために存在していると言えます。言い換えれば、理解さえしてしまえば、具体例はいらなくなります。

1回目の読書である程度内容を理解していると思います。2回目の読書でさらに理解を深めていくと、抽象的な結論を見ただけで「あぁ、こういうことを言いたいんだな」と理解できます。

もし、1回目の読書で、結論部分に線を引いていなかったら線を引いておきましょう。

流れを意識してまとめる

2回目の読書が終われば、やっと”本のまとめ”を作る準備ができました。まとめを作る目的は、”そのまとめを見れば、本の内容をほとんど思い出せること”です。

“まとめ”は、3回目の読書をしながら作ります。

2回目の読書と同じように、線を引いたところを中心に読むのですが、ここで意識することは、”どういった理由でその結論に至ったか”または”その結論からどのような行動が求められているか”です。

みなさんが読書をする理由って何ですか?私は、”今より良くあるため”です。

だから、どうやってその結論に至ったかという”考え方”と、これからどうすべきかという”行動指針”を重視しています。

“考え方”は、まとめを作った本とは全く関係のない分野であっても活用できます。普段の生活の中で応用することで、仕事の効率が上がったり、新しいアイデアが生まれたり。

“行動指針”は、私たちがこれからするべきことを表しています。実行することで、スキルアップにつながったり、肉体的にも精神的にも健康な体になったり。

理由があって、結論に至り、行動指針が示される。この流れを意識して線を引いた部分を中心にして、本をまとめると、本の内容が反映された”まとめ”が出来上がります。

そうはいっても”まとめ”を作るのは、めんどくさい

本一冊をまとめるには時間がかかります。面白かった本、有益だった本ならなおさらです。

それでも最初は、本当に気に入った本のまとめを作ることをおすすめします。長ければ、特に印象に残っている一章だけでもいいと思います。

また、”まとめ”は、見返して初めて効果を発揮します。復習と同じです。定期的に見返す仕組み作りを行いたいです。(私も模索中です。いまは、Evernoteにまとめを作り、気になったときにスマホから確認できるようにしています。)

人間は”忘れることに長けた生き物”です。覚えておきたいことがあるなら、繰り返し見るための”まとめ”を作っておきましょう。”まとめ”を見返して、”昨日よりすごい自分”を目指しましょう。

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