「”ビジネスカジュアル”って何?わからない…どんな服着たらいいの?」
「おしゃれとか、いままで興味なかったし…どうしよう…」
って思っていませんか?
そんな方でも大丈夫!
“これさえ守れば失敗しない”というコツをご紹介します。
大原則︰ビジネスカジュアルは”スーツ姿を少しカジュアルに”
まず、ビジネスカジュアルの大原則は、”スーツ姿を少しカジュアルにする”というものです。
“ビジネスカジュアル”と言っても、ビジネスシーンでのスタイル。
なので、基本的にはビジネスで使われているアイテムを選んでいきます。
具体的には
- えり付きのシャツ
- ジャケット
- スラックス
- 薄手のセーター
- コート
など、スーツで使われるようなもの。
では、これらのアイテムをどうやってカジュアルにしていくのか?
カジュアルにするコツを見ていきます。
カジュアルに見せる3つのコツ
コツ1︰アイテムはユニクロや無印で買う
“スーツで使われるようなもの”といっても、”洋服の青山”などの紳士服店・スーツ専門店で販売しているものは使いません。
なぜなら、紳士服店で販売している商品は、基本的に”きっちりしすぎている”からです。
たとえば
- 肩パットが入ったジャケット
- シワのないパリッとしたシャツ
- センターラインがきっちり入ったスラックス
など。
それらのアイテムをそのまま使ってしまうと”カジュアル”にならないのです。
つまり、紳士服店で購入したスーツでは、ビジネスカジュアルにふさわしくないのです。
カジュアル感を出すには
- 肩パットが薄いジャケット
- つやを抑えたシャツ
- センターラインがないチノパン
などのアイテムをうまく取り入れていくことが必要です。
こういったアイテムは、ユニクロや無印で販売しています。
ユニクロや無印で販売しているのは、老若男女問わずに着れるような、いわゆる”一般受け”するアイテム。
なので、ユニクロや無印なら、ビジネスカジュアルにふさわしい”程よくカジュアル”なアイテムを買えるのです。
コツ2︰定番の色を使う
アイテムを選ぶ上で基本になるのは、“よく使われる定番の色を選ぶ”ということです。
ビジネスで使うアイテムの色は
- シャツ…白
- ジャケット・スラックス…黒・グレー・ネイビー
- シューズ…黒・ブラウン
- セーター…黒・グレー・ネイビー
- コート…黒・ネイビー・ベージュ
こうしてみると、黒やグレー・ネイビーがよく使われているのがわかります。
また、シャツの色は、白が定番中の定番。
しかも、白・黒・グレー・ネイビーは、合わせやすい色。
なので、その4色をメインに使っていくと、コーディネートがしやすくなります。
“物足りないな”と感じた場合は、靴にブラウンのものを取り入れたり、コートをベージュのものを選んだり。
あくまでも、”よく使われる定番の色”を基本として選んでいきます。
コツ3︰ジャケットにはズボンより明るい色を
ビジネスシーンで使われるスーツは、基本的に上下セットで同じ色。
そのため、上下ともに同じ色だと、どうしてもきっちりとしたビジネスの印象を与えてしまいます。
そこでおすすめするのが、“ジャケットとズボンの色を変える”というもの。
その際に心がけたいのは、“ジャケットには、ズボンより明るい色を使う”ということ。
普段でも、“下には暗く濃い色を。上には明るく薄い色”にすると、コーディネートがうまくいきやすいので意識してみてください。
ここまで、カジュアルにするコツを見てきました。
しかし、ビジネスカジュアルの基本は“スーツ姿を少しカジュアルに”です。
いくら上記の3つのコツを守っていても、カジュアルになりすぎてはダメ。
なので、ここからは、カジュアルになりすぎないために意識するコツを紹介します。
カジュアルになり過ぎないための3つのコツ
コツ4︰スラッとした細身のものを
かっこよくスーツを着こなしてる人って、スラッとして見えませんか?
ビジネスカジュアルでも同じです。
カジュアルだからといって、ダボッとしたものは使わず、スラッとしたシルエットになるように心がけます。
ズボンは
- “テーパード”(足先にいくにつれて細くなる形)のものにする
- 丈は、足の甲に軽く触れるぐらいの長さにし、シワができないようにする
ジャケットは
- 体にぴったり合ったジャストサイズにする
- そでの長さは、手のくるぶし辺りのものを選ぶ
などがスラッとしたシルエットに見せるコツ。
特に、ジャケットは意識していないとワンサイズ大きめのものを選んでしまいがち。
ピチピチにならない程度に、かといってダボダボに見えないジャストサイズを選ぶことです。
そでの長さも、短すぎるとちんちくりんに見えてしまいます。
逆に、長すぎてもだらしない印象に。
コツ5︰できるだけシンプルなものを
ビジネスシーンで使われるのは、シンプルなもの。
いくらビジネスカジュアルだからといって、余計な装飾は不要です。
たとえば
- えりや袖の裏にチェックが入っているシャツ
- ポケットがいくつもついているズボンやジャケット
- 余計なデザインがついている靴
- 肩やそでにベルトみたいな装飾がついているコート
といったアイテム。
こういったアイテムは、ビジネスカジュアルにおいても避けるべきです。
理由は、”カジュアル感が強くなりすぎる”から。
ビジネスカジュアルは、”ビジネスで使われるものを少しカジュアルに見せる”ことが大切なのです。
なので、カジュアル感が強くなりすぎる装飾はいりません。
シンプルなものこそ、ビジネスカジュアルにふさわしいのです。
「カジュアルに見せる3つのコツ」を守れば、ビジネスカジュアルに必要な”少しカジュアル”は実現できるのですから。
コツ6︰素材はウールライクなものを
アイテムを選ぶ際に、”素材”に注意を向けることは大切です。
特にビジネスカジュアルで、“安っぽい”と思われてしまうことは避けたいところ。
たとえば
- ペラッペラでシャカシャカな素材
- ゴワゴワですぐに毛玉ができそうな素材
などは避けたいところ。
普段は、上の2つを意識していれば十分だと思います。
しかし、ジャケットを選ぶ際は、もうひとつ注意したい点があります。
それは、“つやがあるか?きめ細かいか?”ということ。
素材でいうと、“ウール”(または”ウールライク”)がふさわしい。
ユニクロでジャケットなどを見ていると、同じ商品名なのに、”ウールライク”と”コットンライク”の2種類ある商品があります。
見比べてみると、”ウールライク”のほうが編み目が細かく、光沢があることに気がつきます。
なので、”ウールライク”と”コットンライク”の2種類あるときは、ウールライクを選ぶ。
そうすると、カジュアルになりすぎないので、素材にも注意して選んでみてください。
最後に︰試行錯誤を繰り返しておしゃれになっていく
ここまで”ビジネスカジュアル”のコツを紹介してきました。
“スーツ姿を少しカジュアルにする”
そのためには
- ユニクロや無印で買う
- 定番の色を使う
- ジャケットはズボンより明るめ
- スラッとした細身のシルエット
- シンプルなデザイン
- ウールライクな素材
これらのコツを意識することで、大きく間違えることはなくなります。
しかし、コツや理屈だけではうまくいかないのは、スポーツや勉強だけでなく、ファッションも同じ。
スポーツや勉強でも、コツを知ったからといって、すぐに成績が上がるわけではないように。
繰り返し練習をし、自分の体に染み込ませていく。
ファッションでも、
- 実際に店舗に足を運び、商品を見比べる
- 通販で商品を買って、いま持っている自分の服と合わせる
- 周りの人のファッションを注意深く観察する
そういった”練習”が必要です。
そうして経験値を積んでいくことで、”勘”や”感覚”を磨いていく。
“おしゃれのレベルアップ”には、そんな地道な作業も必要になってきます。
“ビジネスカジュアルで使えるアイテムを具体的に知りたい”という方は、「これで間違いなし!ビジネスカジュアルの定番・鉄板アイテム」に具体的な商品をまとめました。
ユニクロや無印・GUが多く、コスパがいい商品ばかりです。