彼女が欲しくなった理由は、本当に”寂しい”から?

その知らせは、ある日突然やってきた。

マサ
俺、結婚するわ!結婚式来てや!

親友の”マサ”からだった。

今回は、そのときに感じたことを振り返り、”なぜ、彼女が欲しいのか”をあらためて考えなおしてみました。

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最初に出てきた感情は、”寂しい”

私には、友達といえる人があまりいない。もともと内向的な性格で、積極的にグループの輪の中に入っていくことができなかったことも、友達が少ない原因のひとつ。

正直、”人間関係がわずらわしい”と思っていた時期もあった。

にいろくお
(なんでみんな、そんなに群れたがるの?一人のほうが楽じゃない?)

本気でそう考えていた時期もあった。

そんな私を、いつも気にかけてくれたのが”マサ”だった。

「一緒の部活入ろうぜ!」。そういってくれたのも”マサ”だった。

私の誕生日に、”ムフフ”なDVDをプレゼントしてくれたのも”マサ”だった。

大学受験に失敗し、引きこもりに近い生活を送っていたときでさえ、声をかけてくれ、外に連れ出してくれたのも”マサ”だった。

”マサ”のおかげで、いままで生きてこれたといっても過言ではない。

それに比べて、私が”マサ”にしてあげたことなんてほとんどない。”なぜ、ここまで親しくしてくれるのか”。自分でもよくわからない。

そんな”マサ”が結婚すると聞いたとき、まず初めに

にいろくお
(寂しくなるな…)

と思った。

祝福や感謝の気持ちよりも先に来たのがこの”寂しさ”だった。

このまま、自分は一人なのかな?

私には、ありがたいことに親友があと一人いる。しかし、いずれはその親友も結婚していく。

にいろくお
(そうなったら、私は一人なのか?)

漠然とした孤独感不安におそわれた。

にいろくお
(このまま一人で生きていくのかな?それって楽しいのかな?生きている意味あるのかな?)

答えのない問いに、頭を悩ませる日々。

そこにさらに、現状の”満たされなさ”が、追い打ちをかける。

仕事の内容は嫌いじゃないけど、会社という組織に嫌気がさしてきた。仕事の達成感より会社というシガラミに対する嫌悪感のほうが大きかった。

私生活でも、友達が少なく家に引きこもりがちで満たされているとはいえない状態。小学~大学までに知り合った人たちの中で、大学を卒業してからここ数年の間に一度でも顔を合わせた人は、親友の2人を入れても片手で数えられるほどだ。

にいろくお
(彼女でもいれば、少しは満たされるのかな…?)

”寂しさ”と”満たされなさ”から、彼女が欲しくなっていった。

”寂しいから・満たされたいから”は適切なのか?

しかし、”寂しさ”や”満たされなさ”を解消する方法は、”彼女を作る”以外にもたくさんある。

寂しさを解消したいなら、いままでの交友関係を見直したり、新たな交友関係を築いたりすればいい。

いまの会社に満足していないなら、転職やフリーランスといった道も考えられる。

にいろくお
(”寂しさ”や”満たされなさ”を解消するために、彼女を作ろうとするのもなんかおかしな話じゃないか…)

と思う一方で

にいろくお
(でも、このままでもいけないよな…)

という思いも。

そんな気持ちをどこかに抱えながらも、女性と接していくことを重ねた。

次第に、自分の中に新しい感情が芽生えつつあることに気がついた。

にいろくお
(女性としゃべるのって楽しい!)

これは、いままでに感じたことがなかった感情でした。男性としゃべる楽しさとはまた別の楽しさ。どこか心が温かくなるような感覚。

こういう経験を繰り返していくうちに、私は

にいろくお
(ひょっとして男って、心を許した人の喜んだ顔や楽しそうな姿を見るために生きているんじゃないのか?)

と思えるようになった。

そんなことを思いながら、”マサ”の結婚式当日を迎えた。新婦の幸せそうな顔をみて、それは確信に変わった。

にいろくお
(もし、心許した人に、幸せそうな笑顔を向けられたら、どれほど幸せなことだろうか。その顔を見るためなら、なんだってできる。)

そんな気がした。

自分にできることってなんだろう?

ただ隣にいて、楽しそうに話をしてほしい。
幸せそうな顔を毎日見せてほしい。
それだけで、こっちも幸せになれるから。

彼女が欲しい理由が少しずつ変わってきたのを感じている。

”寂しいから”という理由より、少しはましになったかもしれない。まだまだ自分勝手な理由だとも思うけれど。

ただ、自分には足りない部分が多すぎることもわかっている。漠然とだけど。具体的には、まだまだわからないけど。

将来、私の隣にいてくれる人が毎日楽しく、幸せでいてくれるために、自分が何をしなければならないのか。何をしてはいけないのか。

少しずつ見つけていかなければならない。
少しずつやり遂げていかなければならない。

煩わしく思っていた人間関係が、これほど愛おしく思える日が来るとは思ってもいなかった。

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